すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

XP用の古いソフトが起動直後にエラーで終了する原因は、メモリの積み過ぎだった!

目次
  1. 症状
  2. 原因は"メモリの積み過ぎ"
  3. 余談: XPモードの導入、設定
  4. 感想

症状

XPどころかWindows98用かもしれない、そんな古いソフトです。
64ビット版のWindows7にはインストールできません。
幸い、"Win7 Professional"なので"XPモード"を使えます。
XPモード内でのインストールに成功し、起動してみると下記のようなエラーが。

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"Visual dBASE Runtime"?
ソフトの名称が違うのですが、おそらくこれを基礎にしているんでしょう。 とりあえずこの文字列を手がかりにGoogle検索してみました。

原因は"メモリの積み過ぎ"

検索の結果、下記のページに行き着きました。

『メモリの積み過ぎが原因でエラーに?そんな馬鹿な…』と半信半疑のまま試してみました。

現在、XPモードのメインメモリには1GBを割り当てています。

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ということは、XPモード内の仮想メモリの最大値を1GB以内に収めれば良い、ということになります。
さっそくコントロールパネル > システムを開きます。

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デフォルトでは1500MBに設定されているので、960MBに変更しました。

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XPモードを再起動してソフトを起動してみると…、エラーが出ない!やった!! …こんなの分かりっこありませんよ (つД`)

余談: XPモードの導入、設定

そもそも、XPモードにも苦しめられました。

"Windows Virtual PC"も必要

XPモードだけですべての環境が整うと思いこんでた私がバカでした (^ ^;)

まずはIE6をIE8へアップグレードする

XPモードは始めから"ServicePack3"を適用済みのはずなのに、なぜかInternetExplorerのバージョンが"6"のままです。
かまわずそのままWindowsUpdateを実行したら、途中で止まってしまいました (-_-;)

仮想PCを作りなおして、今度はIE8へアップグレードしてからWindowsUpdateを実行したらうまくいきました。

感想

数々の不可解なエラーに苦しめられ、『Windows滅べ! 超滅べ!!』と心の中で呪いながら試行錯誤を繰り返しました。
しかし、よく考えてみれば15年前の化石級のソフトを今でも使えるようにあれこれ手段を提供してくれるというのはありがたいことですし、そのような巨大で複雑なシステムを維持管理している方々には本当に頭が下がります m( )m

…でも、これからもUbuntuをメインで使い続けますが。