すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

某社の社長の話を聞きました

昨日(10月09日)、某社の社長のお話を聞きました。

我々がやっているのは 教育ビジネス ではありません。
人材育成 です。

この段階では『ああ、キレイごとだな』としか思いませんでした (^ ^;)

我々は、受講者に 教える ことはしません。 伝える んです。
では、何を伝えるか?

  • 学びたいと思うようにさせる。
  • プログラミングって面白い! と思わせる。
  • 2ヶ月の研修期間で受講者を一人前のプログラマに育てるのは無理。
    そうではなく、『自分で考える力、自分で調べる力』を身につけさせる。

これはすごく共感できました。
私自身、講師となった場合はそのように受講者のやる気を引き出したいと考えていました。

IT企業はなぜ、わざわざ当社の研修に新人社員を送り出すのか?

  • 今、企業はギリギリの人数でやっていて新人を教育する余裕がない。
  • 仮に余裕があっても、新人を教える経験を積んでこなかった社員ばかり…。

だからこそ、当社の存在価値がある。
また、技術者は人との出会いが少ない。
当社の研修には各社から新入社員が集まり、そこに参加すれば新人同士のつながりができる。仲間ができる。

もう、がっちり話に引きこまれてしまいました。

当社の社員は仕事はしていない。 ゲーム をしている。
サッカーが嫌いなサッカー選手はいない。
小さな失敗を恐れず、最終目的の達成だけを目指して果敢に挑戦している。
みなさんもゲームをしましょう。
講師としてやっていけるのか、失敗したらどうしようとう不安。
そんなのはちっぽけなことです。
自分の好きなプログラミングを新人達にも伝える。その喜びを味わいましょう。

やべえ…。
正直、『補助金にぶらさがって労働者派遣で食ってる会社』という先入観を持ってました。
が、とりあえずこの社長は信頼できそうです。
たとえ社長が詐欺師だったとしても、こんなすごい詐欺師にはとても太刀打ちできませんから、素直にダマサれておくのが賢明でしょう。

そんなわけで、プログラミングの面白さを伝えられる講師になれるよう、これからも精進して参ります ∠(`・ω・´)