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すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

模擬講義で頭が真っ白になって固まりました

講師育成研修の中で5分ほどの短い模擬講義を行いました。
途中で言葉が浮かばなくなって完全に固まってしまったので、助けを求めて休憩を挟んでもらいました (-_-;)


講義内容

社会人基礎力を、3つの能力と12の能力要素という体系を軸に講義します。

私の所属する4人の班は、30分の持ち時間の中で以下のように分担しました。

  1. 概要説明 (5分, 私が担当)
  2. 前に踏み出す力 (5分)
  3. 考え抜く力 (5分)
  4. チームで働く力 (5分)

講義前の準備

1時間ほどの準備時間を与えられました。
私は、以前の模擬講義でメモを持たずに臨んだために大失敗しました (^ ^;)
今回はその反省を踏まえて、話すべき項目を列挙したメモを作成しました。

ただ、セリフを一字一句決めるようなことはしませんでした。
リーダーからも『それは現実的ではない』と言われていたので、本番で役に立つ訓練を心がけました。


経過

すでに講義開始から危うさを感じていました。
箇条書きのメモはあるものの、そこから文章を作り上げることができません。
はじめの方は待ち時間に頭の中で予行演習をしていたのでなんとか進められたものの、そこを過ぎると言葉が出てこなくなってしまいました。

『これはこのまま沈黙し続けるかもな…』と考えて自分に気づくとますます言葉が浮かばなくなり、ついには『すみません。講義を続けられません…』と助けを求めました (-_-;)
5分ほど休憩をとることになり、その間に『テキストの棒読みでいいから』という助言もいただき、再開後は予定を大きく削って話し終え、なんとか次の発表者に引き継ぎました。


反省点

声はきちんと出ていたので、発声練習で解決することではないように思えます。
気づいたのは、私は教科書の文章の通りに話すことを恥ずかしいことと考えていたということです。
教科書を自分なりの言葉で組み立てなおして、内容も豊かにふくらませて話さなくてはならないと考えていました。
…棒読みを避けるあまり、分不相応な挑戦をしていたようです。
リーダーからも『棒読みは恥、なんて、そんなことは全然ない』と助言をいただきました。


感想

とはいえ、前回そして今回の模擬講義で講師の自信を失ったことは確かです。
ただ、それは『最終的に自分が講師にふさわしくないと判断されるなら、それは仕方ない』という、一種さばさばした考えです。

それは、ひとつには会話関連の甚だしい能力不足を痛感したということがあります。
もうひとつは、同じ研修仲間の真剣な姿勢を目にしたということがあります。

同じ教室に70歳近いと思われるベテランの方がいます。
普段から話し上手で落ち着いた物腰の方です。
その方も本日模擬講義を行いました。
さすが話し方も内容も素晴らしく、私だけでなく教室内のすべての人が聴き入っていたのですが、終了後、リーダーが2つ指摘しました。

  • 講義、ひいては研修の中で政治・災害の話題を扱ってはならない。
  • 講師が伝えたいことと講義で伝えるべきことを混同してはならない。

無論、その方も敏感な話題を冗談で扱ったわけではありません。
あとで事情説明がありましたが、もとより危険性を理解した上で、時に涙ぐみながら、講義の主題である社会人基礎力と絶妙に関連付けて解説していました。

なお、リーダーは冷徹な性格ではなく、普段はとても気さくで人間味にあふれた方です。
教室のあの雰囲気に流されず難点を的確に指摘したのは、リーダーとして当然かもしれませんが、やはりさすがだなぁと感心しました。

私はそれまでそのベテランの方を『余裕の態度でこの研修に参加しているんだろうな』と考えていました。
が、そうではなく、今も変わらずに更なる成長を求めて失敗を恐れずに挑戦を続けているのだと気づきました。
ならば私も先の心配をせず、戦力外通告されるギリギリまで努力を続けたいです。

そんなわけで今回の私の失敗も、自虐ではなく体験談のひとつとして研修仲間のお役に立てればと思って公開いたします。