すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

3ヶ月間の鬱の報告

目次


期間

おおよそ8月26日から11月28日まで。
Twitterでの投稿が8月25日を最後に途切れています。
そして、11月28日から再び両親と共に食事をとるようになりました。

前回の鬱からわずか1ヶ月で再びひきこもってしまいました。
過去記事: 4ヶ月間の鬱の報告 (2014年7月25日)


発端

長期間の微熱

日付 Twitter投稿内容(抜粋)
8/9 気分7 疲労。午前の盆踊りの準備で疲れ果てたため、午後はこまめに席を立って気分転換する元気がなくPCにかじりついていた。要注意。
8/10 気分2 体温が37度1〜3分。なぜだ。ともかく、何もできなかった。
8/11 気分2 朝の体温が36.9度。
8/12 気分2 体温37.1度。午前中に病院へ。(※心療内科への定期通院)
8/13 体温36.9度。帰省は見送り。これはまずい予感。すでに発熱から4日目。充分まずい。プラグインの更新も中途半端にしてバグ修正は先送りした。頭が働かない。
8/14 気分3 体温36度8-9分。これは風邪ではないな。頑張り過ぎの発熱が癖になってしまったか…? 帰省はできなかった。
8/15 気分3 体温37.1度。しかし夕方から元気が出てきた。明日はプログラミングを再開できるだろうか。
8/16 気分3 体温36.8〜37.1度。机に向かう時間が長くなった。が、復調には程遠い。
8/17 気分3 体温36.8度。朝食後に少し窓掃除した。あと少しか。
8/18 気分3 体温36.9度。だが、ほぼ復調した。散歩もできてよかった。
8/19 気分3 体温37.2 午前に通院、ハローワークで障害者として求職者登録。漢方薬を処方してもらった(-_-;)
8/20 気分4 体温37.2 気分はだいぶ良いが、集中力が続かない。息抜きをしながら軽い仕事をした。
8/21 気分3 体温36.6-37.2 朝10時で力尽きて自室で寝ていた。漢方薬の効き目はまだ実感できない。夕方、なんとか散歩へ。
8/22 気分2 体温36.7-37.2 毎食後の皿洗いだけで、あとは一日中寝ていた。
8/23 気分1 体温37.1
8/24 気分3 体温37.0
8/25 気分2 体温36.9

参照: 8月のTwitterでの投稿記録

こうして振り返ってみると、8月10日から25日まで2週間以上も微熱が続いていました。明らかに異常ですね。

父の言動

25日、または26日の夜だったと思います。
微熱が続いてうんざりして、また不安も感じていた頃、父から以下のような的外れな発言が。
「お前は外を散歩して気分転換した方がいいよ!」

…私としては上の通り自身の体調を逐一報告していたつもりです。
といっても、私はTV好きな両親に遠慮してしまって居間ではどうにも話しかけづらいので、「Twitterに体調を書き込むのでそれを読んでほしい」と以前から頼んでいました。
そのためにタブレットを1台贈っていますし。
(過去記事: 鬱予防のため、両親にNexus7を贈る (2012年10月25日))

ともかく、『こちらの心境を何も知らずに的外れな説教を垂れやがって…!』と怒りが湧き、ついカッとなって乱暴な態度で居間から自室へ戻りました。

翌日は夕食前まで自室にこもっていましたが、『7月末に鬱から復帰したばかりで、また引きこもるのはいくらなんでもマズい』と感じていたので夕食時に居間へ顔を出し、まだ1階の事務所で仕事をしている父の帰りを待ちました。
父が居間へ入ってきた時、ものすごく小さな声ですが「おかえりなさい。昨日はごめん…」と言いました。
が、父はまた私に何か説教を垂れました。(内容は忘れました)
もしかしたら私の謝罪の言葉が聞こえなかったのかもしれませんが、ともかく私はひどく失望してそのまま席を立って自室に逃げ帰り、そこから今回の3ヶ月間の鬱が始まりました。
微熱はその後2・3日で引きましたが、もはや通常の生活に戻る気力はありませんでした。

………毎度のことですが、精神的に幼すぎますね…。


期間中の行動

今回の特徴として、なかなかPCに向かってプログラミングする気分になれなかったことが挙げられます。
自分に対する失望よりも他人(父)に対する失望と怒りの念が強く、"落ち込む"というよりは"ふてくされる"という気分だったせいではないかと思います。
『そろそろ復帰しようか』という気持ちが湧いてきても、『いや! あの野郎とだけは2度と顔を合わせたくない!』と心が乱れてしまい、ベッドに寝転がってゲームに逃避していました
本当に、今回はゲームしかしていませんでした。
以下にその記録を。

チンギスハーン4 (PC用)


今回は自室にWindows搭載のノートPCがあったので、昔買った廉価版を押し入れから引っ張り出してきました。
すでにやり尽くしたゲームだったので、ちょっと進めるごとに意欲が減退してしまいます。
そうすると一旦PCから離れ、Wikipediaで12~13世紀の人物の記事を読み漁ったりYouTubeモンゴル帝国関連の動画を見たりして想像力を補って再びPCに向かう、という日々が続きました。

正直、中央アジアに強い興味を持つようになって、自分の考え方の幅が広がったと思える面もあります。
が、それ以上にあまりにも膨大な時間を浪費してしまいました…。

連ザP、MHP3 (PSVitaでプレイ)

モンハンと連ザは私の定番の"ひきこもりの供"です。
なかなか上達しませんが。
それでも、少しでも短時間で、少しでも傷を負わずにクリアできるようにと、YouTubeニコニコ動画で他者のプレイを参考にして、根本的な方向を誤った努力を続けました。

連ザは2対2のチーム戦ということもあり、しばしば自分の考え方や態度の欠点に気付かされます。
要するに、自分が相手の一方に集中しているときに横槍を入れられると、『ズルい!』と感じてしまうのです。
2対2の戦いなんですから、常に周りに気を配るのが当然なんですよね。
好機を待つ、揺さぶりをかけて隙をうかがうということをせずに、とにかく目の前の敵に熱中するという姿勢では、勝てるはずもありませんね…。

そんな自分の貧乏性でひとりよがりな性格に気づかせてくれる、心の姿勢の検査をしてくれるという意味では有意義な面もあります。
が、それ以上にあまりにも膨大な (略


立ち直りのきっかけ

女児向けアニメの登場人物の台詞

今のままじゃダメかなって思った時は、もう…変わり始めてるから

参照: プリパラ 第18話「レオナ、全力ダッシュなの!」 : じょじあにぷらす

ニコニコ動画で配信されているのを視聴しました。
アニメの、しかも女児向けの作品の台詞に刺激されるとは。
しかし、名言であることは確か。
背中を押したり手を引っ張ったりという手法ではなく、「すでにあなたは次の段階に踏み込んでいて勢いがついているのだから、後は楽なものじゃないか」と言葉巧みに重荷を取り払ってあげる手法というのは素晴らしいです。
そんなわけで、恥ずかしげもなくここで取り上げました。

元同僚からの質問のメール

前述のような刺激を受けてもまだ立ち上がれずにいたのですが、去年の講師養成講習で一緒だった方からプログラミングに関する質問メールをいただき、『なんとかしてあげなくちゃ』と発奮したことで気持ちの面ではほぼ回復しました。
気持ちの流れが父にばかり集中して恨みが絶対化していたところに、まったく別の方角に注意が向いたことで恨みを相対化できたということでしょうか。
要するに、広い広い世界の一部分だけに気を取られていた、と。

昼夜逆転の生活が長く続いたせいでその後も数日引きこもりは続きましたが、ある日、運良く午前10時頃に目覚めたことで両親と昼食を一緒にとることができました。
今回に限らず、いつも最後の決め手は"目覚め運"です。


今後は

とりあえず明日、またこの記事をプリンタで出力して心療内科の先生にお見せしてきます。


(追記: 2014-12-03)
午前中に心療内科へ。
先生と相談し、どうやら効果は薄いということで今回は薬を処方してもらいませんでした。
その代わり、毎週水曜と土曜の午前中にアサーション・トレーニング(自己主張訓練)を受けることにしました。
また、それ以外の日も午前中に病院の一室で他の患者さんと一緒に過ごし、集団生活に慣れるようにします。