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すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

看護学校の卒業文集の校正を手伝った

(以下の文章は雇用契約の際に署名した「機密保持に関する覚書」に抵触しないように注意していますが、問題がある場合はすぐに訂正・削除します)


A型事業所において、私は印刷事業部に所属しています。
それで今日、ある看護学校の卒業文集の校正を手伝いました。
生徒さんによる手書きまたはプリンタ出力された原稿と、それを印刷事業部でテキストデータにしたものがあるのですが、入力の間違いがないか、そして句読点の位置など文章としておかしな点がないかを点検しました。
2時間で20人分くらいできたと思います。
まあ、一人あたり原稿用紙1枚くらいの文量でしたから。

はじめは文章の内容には興味なかったのですが、いつしか引きこまれてしまっていました。
通信制の学校らしく、生徒さんはみんな准看護師として現場で働いている方々ばかりでした。
一度は正看護師を諦めたけれど、同じく通信制で国家試験に合格した職場の同僚に勧められて入学したという経緯も共通していました。

氏名のほかは情報がないのですが、文章の内容から年齢層はさまざまだと推察できます。
還暦間近だけれど長年の夢だった正看護師を目指して一念発起した方。
仕事だけでなく家事や育児や親の介護もしながらという子育て世代の方。
男性の方も2・3人いました。

皆さん一様に仕事と勉強の両立の大変さについて触れています。
節目に提出しなければならないらしい、レポートや紙上事例(?)と呼ばれるものの作成のために、徹夜したり同僚や家族に助けられたり…。
そして、全ての方が学校のスタッフの熱心なサポートに感謝していました。

どの方も最後に「この2年間は私の誇り」「諦めずに頑張って良かった」「この年齢でも怖がらずに挑戦できた自分を褒めてあげたい」と、達成感と自信を書き綴っていました。
もう…、読んでて体が熱くなるのを抑えられませんでした。
「こういう情熱的な方々が日本の医療の現場を支えているんだ」と実感でき、それぞれの家族や同僚がその方を支えて助け合っている様子を読んで、愛情と信頼の根本の姿を見た気がします。

思えば若い頃、「大人の言うとおりに真面目に勉強するなんてかっこ悪いぜ」と、難しくてついていけなくなってきた授業に対してそんな理由をつけて逃げるようになってしまった時期がありました。
それから時を経て現在は、自分の好きな分野については、未熟さを恥ずかしがらずに、また、「もう若くないから」「遅すぎる」などと余計な気を回さずに楽しく勉強を続けています。
「地道な努力ってカッコイイ」と心底思えます。
今回この文集を読んで、いっそうその思いを強くしました。

……なお、文中で「先生方」と書くべきところが「先生達」となっていたり、「2年間の課程を修了」と書くべきところが「終了」となっていたりしたので、そこは校正担当としてキッチリ指摘しておきました m(_ _)m
…私は逆に口下手ですし、人のことばかりは言えないのですが……。