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すたらブログ

文系Webプログラマの備忘録

同じく心を病んでいる友人に手紙を書きました

経緯

1月上旬に手紙をもらっていましたが、微熱で頭がまわらなくてずっと返事を書けずにいました。
その友人はパソコンの初心者で、以前に私が基本を教えたことがありました。

返事と言いつつ自分のことを語ってばかりなのですが、近い将来と遠い将来への自分の方針を素直に書けたなと感じたので、ここに保管しておきます。


本文

○○さん、お久しぶりです。
返事が遅くなってしまい、すみません。
昨年(2014年)の3月から、鬱ではない時に微熱が長期間続くことがあり、鬱とは違って対処法が分からず悩んでいます。
今年になって市立病院で内科の検査をしたものの異常はなく、かかりつけの心療内科の先生とも相談して、おそらく自律神経失調症を併発しているのだろうと結論づけました。

昨年の3月は東京での研修の最後の月だったので、重圧に耐えられずに自律神経が狂ってしまったのかもしれません。
ただ、プレッシャーなどないはずの現在も微熱が続いている理由が分かりません…。
不安と焦りはつのるばかりですが、自分ではどうにもできません。
心の中で手を合わせながら、両親のお世話になることにします。

ところで、2月7日に吉野弘さんという詩人の詩集を買いました。
1月27日のNHKクローズアップ現代で紹介されていたのがきっかけでした。
祝婚歌」という詩にとても感動したので、その冒頭を紹介します。

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

私はずっと、正しさや美しさや効率を追い求めてきました。
漫画のヒーローに感化されて、何事も徹底的に限界までやるのがいいと思い込んでました。
しかし、鬱病に自立神経失調症まで患ったことで、これまでの考え方・感じ方では身がもたないのだとつくづく思い知らされました。
そんな時にこの詩に出会って、今までとは違う生き方の具体像が頭に浮かんだような気がしました。
この詩をいつも頭の片隅に留めて、罪悪感も責任感も真に受けずに半分程度に流して、自分の心と体を何よりもいたわろうと思います。

○○さんがブラインドタッチを目指して努力していると聞いて、嬉しいです。
私は、10年後の自分が喜ぶのは、20年前の若い頃の100の努力ではなく、現在の10の努力だと考えています。
私は現在36歳で、ついつい『何を始めるにも遅すぎる』とため息をついてしまいます。
しかしたとえ年老いても、それからさらに10年、5年、1年は生きると思います。
達人の域に届くかどうかはともかく、現在の努力はきっと未来の自分の助けになると思います。
私自身、28歳で受けた職業訓練で初めてプログラミングを習いました。
プログラマを目指すには遅すぎる年齢でしたが、興味のおもむくまま勉強し続けて8年後の今振り返ってみると、あの時始めて本当によかったと実感しています。
…まあ、現在きちんと職についていたらもっと説得力があったのですが…。
ともかく、私は今後も(心身をいたわりながら)努力を続けます。
ぜひ、○○さんも希望を持って努力を重ねていってください。


感想

手書きで長文の手紙の書くのは本当に久しぶりでした。
PCのテキストエディタで推敲して、それを見ながら紙に清書しました。
昔もいろいろな長い文章を書いていましたが、下書きの紙に伝えたい要点や全体の流れを走り書きして、あとは実際に書きながら言葉をつないでいくというやり方をとっていました。
もしかしたら、この方が集中できて頭が働き、かつ短い時間で終わるかもしれません。
でも、今は長文を手書きすることはほとんどありませんから、これからもPCを使ってじっくり考えるでしょう。
やっぱり、万一の失敗が怖いですから。
まるで、テレビが生放送から録画へ移り変わった過程のようですね。

外部リンク